日本語のファイル名へのリンクを有効にする

URLに日本語が含まれていることがあります。たとえば、以下のような事例です。
http://abcd.com/富士山.html

上記のようなページですが、実際のファイル名は、
富士山.html
ではなく、
%E5%AF%8C%E5%A3%AB%E5%B1%B1.html
というファイル名です。

以上を技術的に正確に説明しようとすると難しい話になってしまうのですが、今ここでは次の2つを理解しておいてください。

  1. ホームページ用のディレクトリ名やファイル名は、半角英数字でなければならない。「富士山.html」のような日本の文字(マルチバイト文字)による名称を直接付けることはできない。
  2. 「富士山.html」のような名称を付けたい場合は、「%E5%AF%8C%E5%A3%AB%E5%B1%B1.html」といった名称を使う。それであればブラウザ経由でアクセスしたときに、アドレスバー(URLの表示窓)に「富士山.html」と表示できる。(ブラウザによって表示が異なることもあります)

さて、以上は前置きで、ここからが本題です。

ホームページ用のディレクトリ名やファイル名には、「富士山.html」のような日本語の文字は直接は使えないのですが、そうは言っても、日本語の文字列を使いたいことがあります。
「富士山.html」のような日本語の名称を付けておけば、パソコン内でファイル名を見たときに、すぐに内容がわかり、日本語での管理には便利だからです。
一般への公開を目的にしたホームページではまずいのですが、個人や限定されたメンバー間などでは、管理が容易になることがあるわけです。

その場合、「富士山.html」というファイル名を付けること自体は簡単です。日本語環境のパソコンであれば、日本語のファイル名をそのまま付ければいいだけですから。

問題はリンクです。「富士山.html」をリンクするためには、<a href="http://abcd.com/富士山.html"> というタグを使うわけですが、そのままではリンクしたページが開きません。(使用するブラウザによって表示は異なりますが)ファイアフォックスでは「File Not Found」と表示されてしまいます。「富士山.html」が存在するにもかかわらず、ブラウザにとってはアクセス不能であり、ファイルが存在しないと見なしてしまうわけです。(以前は開けたものが、バージョン3から開けなくなったように記憶しています)

では、そういった場合にも、どうすればファイルが見つかり、リンク先の「富士山.html」を表示させることができるのか、というのが、このページのテーマです。

結論を言うと、以下の手順でファイアフォックスの設定を変更すると、<a href="http://abcd.com/富士山.html"> といった日本語を含むリンク方法でもページを開くことが可能になります。

設定方法

ファイアフォックスのアドレスバーに
about:config
と入力し、エンターキーを押します。

アドレスバーに入力

「動作保証対象外になります!」という警告が表示されます。「細心の注意を払って使用する」をクリックします。

警告画面

設定項目の一覧が表示されます。

項目一覧

この中からnetwork.standard-url.encode-utf8という項目を探し出して設定を変更するのですが、項目が多く また 似た名称もあり探すのがたいへんであるため「フィルタ」を使用します。

アドレスバーの下に「フィルタ」欄が表示されているので、そこに
network.standard-url.encode-utf8
と入力します。
直後に自動で、network.standard-url.encode-utf8のみが表示されます。このとき「値」の初期値は「true」になっていることを確認し、クリックします。

フィルタ

クリックすると
値が「false」に変わります。これで設定変更完了です。ウインドウ右上の×印をクリックして、設定画面を閉じます。(ファイアフォックスの再起動は不要です)

設定完了

これで日本語のファイル名へのリンクが有効になりました。

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